後藤康二氏が亡くなってから同人仲間の中で、一種の空虚感がひろがり
「試想」も休刊状態に陥っていました。その後、再刊への努力をした結果
、やっとめどがたちましたことを報告します。八月十九日、横手さんも
加わり、まずメール討論のテーマを相談しました。一、文学的価値の問題、
二、戦後文学史の問題、三、戦中から戦後へ が上がり検討しました。
その結果、二の戦後文学史の問題を取り上げることになりました。
取り上げる作品は「五勺の酒」です。
スケジュールは、高口氏が12月末までに基調報告提出。その後、二、三ヶ月
寝かして、4月から6月討論、七月まとめということになりました。これ
と平行して各自、論文を書いてもらい、七月末に原稿を締め切ること
になりました。発行は八月末の予定です。
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