高口氏の民衆主義あるいは外来文献に依拠した「帝国主義」論の狭さの問題は大変重要な指摘だと思います。氏の指摘は、僕もそうですが、お前は右か左かという批判にさらされる性質の問題をはらんでいると思いますが、趣意書でも書いているようにわれわれは自前の思想を構築しなければならないし、そうでないといつまでも戦争の反省さえまともなものになっていかないのだと思います。そういう意味で、氏の問題提起は勇気があり、刺激的だと考えています。こういう氏の考えがブログでどんどん公開されるのを楽しみにしています。
前田角藏
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