皆様、お元気ですか。小生、縁あって福建省の福州大学に客員教授としてきています。二月十日に福州に入りましたが、この日からずっと寒くて寒くて予想がはずれ少しびっくりしています。ご存じのとおり、小生は南国宮崎大学に十年もいましたが、緯度的に福州はもっと南だからもっと暖かいだろうと思ってきたのがそもそも誤りでした。とっても寒いところで、そうですね。東京都とあまりかわらないですね。これからの気候についてはわかりませんが、まあ寒い。後、困っているのは、言葉がしゃべれないということです。前任者の沓掛先生はニイハオとシェイシェイとしゃべれば十分です。学生は日本語ぺら゜ぺら゜ですからというので、やってきましたが、たしかに学生はよく出来ますし、真面目でとっても親切ですが、買い物などやはり困りますね。こちらも日本のようにレジでお金払うだけというところが多いのですが、それでも袋はいらないですかとか小銭ありませんかとか、野菜はグラムで測ってから購入するので、やり直してくださいとかなんとかいわれても、こちらは何を言っているのか想像がつかず、アホみたいにぽかんとしているしかありません。そうするとむこうで勝手にやってくれています。まあそういう調子で、言葉をにわかに学習しているところです。学生にレクチャーしてもらっているところです。少し、中国語につよくなって帰ろうとおもっているしだいです。こちらでしかできないこと、研究、短いけどまあどん欲にやる予定です。中国にきてわかったことはここでは案外民主的であるということです。基本的に授業で何をいってもいいし、まあネットも基本的には自由ですね。僕は毎日、日本のネット見ています。僕のアドレスももとのままですから、当たり前にメールもとどきます。二十年前、息子とここ中国にきたことありますが、かなり変わりましたね。日本とまああまりかわりませんね。またまた書きます。では。 前田角藏
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